カジノゲームの種類とルール
カジノゲームの種類とそのルールについて紹介します。
バカラ
バカラとは、カジノの王様とも呼ばれ、15世紀から続くシンプルなトランプを使ったカードゲームです。
バカラは「BANKER」と「PLAYER」のどちらが9に近い数字が出て勝つかを予想しベットする方法で、50%の確率で勝つことができるため、初心者の方でも気軽に遊ぶことができます。
カジノ界ではルーレットと並ぶ地位を確立する王道ゲームであり、短時間で勝敗が決まるゲームでありながら一度に大きな金額が動く可能性のある、大変スリルのあるゲームのためハイローラーにも人気の高いゲームです。
バカラは、海外の本場のカジノ場ではもちろんのこと、国内で遊ぶことのできるオンラインカジノの中でも多くの人にプレイされています。
バカラのルール
バカラのルールは、「BANKER」と「PLAYER」のどちらが勝利するかを予想するだけなのでシンプルで簡単です。
まずは空いているテーブルに着席し、自分が賭けたい分のチップを用意します。
その後ディーラーから「place your bet」、つまり「賭けてください」という合図と同時にベッティングエリアへ賭けるチップを置きます。
ベットが締め切られた後、BANKERとPLAYERそれぞれに2枚ずつカードが配られ、そのカードの合計値が9に近いほうに賭けた場合は報酬が獲得できます。
カードの数字の数え方は2~9まではそのまま、A(エース)は1点、10・J・Q・Kは0点と数えます。
引き分けに賭けることもできますが、めったに引き分けは出ないため、引き分けに賭けて当たった場合は配当が8倍となります。
ルーレット
ルーレットは、世界中のカジノの中心に必ずあると言っても過言ではないほど、カジノの代表的なテーブルゲームの一つです。
300年以上前から世界中でプレイされており、華やかさや優雅なイメージから「カジノの女王」とも呼ばれています。
基本的にはディーラーが投げた球がどこに落ちるかを予想し賭けて当たったら報酬が得られるというシンプルなルールですが、たくさんの攻略法も存在します。
36個の数字がありますが、数字だけでなく赤か黒か、奇数か偶数かという賭け方もできます。
まずはシンプルに決めた数字に賭けて慣れていき、慣れてきたら様々な攻略法を使って大きく賭けて大きく稼ぐこともできるので、初心者からハイローラーまで人気の高いテーブルゲームです。
ルーレットのルール
ルーレットの基本ルールは、ディーラーがルーレットの盤を回し、その中に球を投入、その球がどこに入るのかを当てるというシンプルなルールです。
まずは空いているテーブルに着席し、持っているチップをルーレットチップに交換します。
ここからは、1~36のどの数字に入るか、1~18か19~36に入るか、偶数か奇数に入るかなど、賭ける場所はたくさんあるので、自分が予想した場所に賭けたい分のチップを配置します。
テーブルに座っている人のほとんどが賭け終わった段階でディーラーがルーレットの中に球を投入します。
回っている間でもベットすることは可能ですが、ディーラーの「No more bet」という合図でベット締め切りとなります。
その後ルーレットが止まり球が入り、いわゆる「当選番号」のようなものが確定します。
賭けた場所や賭けた方法などにより配当率は異なりますが、当たった場合は配当率に応じて報酬が獲得できます。
ブラックジャック
ブラックジャックとは、プレイヤーと運営側のディーラーが勝負する、カジノを代表するトランプゲームの一つです。
使用するトランプは一般的なトランプですがジョーカーを抜いた52枚を使用しプレイします。
ディーラーとプレイヤーにそれぞれに配られたカードの数字の合計が21に近いほうが勝利となりますが、21を超えてしまった場合は「バースト」といい負けが確定してしまいます。
ブラックジャックは別名「トゥエンティ・ワン」とも呼ばれており、このゲームでは「21」という数字が肝になっています。
ブラックジャックでは、2~10のカードはそのままの数字で数えますが、J・Q・Kは全て10として数えます。
またA(エース)は1か11の好きな方で数えることができます。
配られたカードの数を足して21にできるだけ近づけていくというだけの簡単なゲームです。
ブラックジャックのルール
ブラックジャックは、まず空いているテーブルに座ります。
実際のカジノ場やアミューズメントカジノでも空いている席に自由に座って大丈夫です。
ディーラーの合図を聞いたらまずは自分の席の前にあるベッティングエリアに賭けたい額にチップを置きます。
テーブルごとに賭けられる最小~最大の額が決まっているので、その額に収まるようにベットします。
各プレイヤーがベットを終えた段階でカードが配られるので、その数字を足して、追加でカードを引く場合は引いて、自分の合計値が一番21に近いと思ったらステイします。
例えば、自分の手元にあるカードが6と7だったとすると、21まではあと8必要です。
追加で引いても構いませんが、9や10、J・Q・Kを引いてしまうと21以上になり負けが確定してしまいます。
ポーカー
ボーカーとは、150年前以上から続く、トランプを使ったカードゲームで、簡単に言うと5枚のカードで役を作って勝敗を決めるゲームです。
1855年に各プレイヤーに5枚のカードが配られ、役を作っていくドローポーカーが完成し、現在はこのドローポーカーが主流となっています。
1860年代には最初の1枚のみ裏向きにカードを配り、その後はラウンドごとに表向きにカードが配られていくファイブ・カード・スタッド・ポーカーが完成しました。
1930年代には最初の2枚を裏向きに配り、その後ラウンドごとに表向きのカードが4枚配り、最後の1枚を裏向きに配るセブン・カード・スタッド・ポーカーが完成しました。
ポーカーは相手の手の情報が全て見えるわけではなく、相手の手はどんな手なのかを推測して賭けるゲームです。
ポーカーのルール
ポーカーは、2人~10人でプレイするゲームで、ジョーカーを除く52枚のトランプを使用します。
2が最も弱いカードで、上に上がれば上がるほど強くなりAが最も強いカードとなります。
ダイヤ・ハート・スペード・クローバーのマークによっての強さの違いはありません。
ポーカーと一概に言っても様々な種類がありますが、基本的にはどのポーカーも手札の役の強さで勝敗が決まります。
種類によりますが、組み合わせるのが難しければ難しいほど強い役ということになります。
スロット
スロットとは、カジノゲームの中でも代表的で、比較的難易度が低く初心者でも挑戦しやすい、マシンを使ったカジノゲームです。
完全に1人で遊ぶことのできるゲームなのでカジノを始めたばかりの初心者でもプレイしやすく、また海外の本場のカジノでもディーラーとの会話などは一切必要ないため、海外でも気軽に遊ぶことができます。
賭け額も自分で自由に設定でき、テーブルゲームなどに比べると少額から賭けることもできます。
日本のパチスロのように高設定台に座れば稼げたり、目押しができれば当たりを引けたりというわけではなく、初心者でも経験者でも大当たりを引ける確率は同じです。
資金が少なくても大きい利益を得られる可能性のあるゲームなので、幅広い方におすすめのゲームです。
スロットのルール
スロットをプレイする際はまずは遊ぶ台を選択します。
1ラインあたりのベット金額とライン数が台ごとに異なるので座る前に必ず確認をして台を選びます。
次に台へコインや紙幣を入れますが、台によりコインなのか紙幣なのかが変わるのでそちらも確認しておく必要があります。
次に1ラインごとの賭け額を設定しスロットを回します。
賭け額は通常は1倍に設定されていますが、賭け金変更ボタンを押して2倍や3倍に変更することも可能です。
スロットを回す前にどのラインに賭けるかを指定する必要がありまずが全ラインに賭けるのが基本です。
スロットを回した結果当たった場合は配当金が得られるので好きなタイミングで清算ボタンを押して終了します。
カジノゲームの種類とルール
トランプ系のカジノゲームの種類とルールを紹介します。
テキサスホールデムポーカー
テキサスホールデムポーカーとは、様々な種類のポーカーの中でも世界的に人気で日本のアミューズメントカジノでポーカーといえばテキサスホールデムというほど、日本国内でもたくさんプレイされるカジノゲームです。
テーブルに座っている2~10人のプレイヤー同士で勝敗を決めるゲームで、一番強い役を作れた人が勝利となります。
役は、ノーペア・ワンペア・ツーペア・スリーカード・ストレート・フラッシュ・フルハウス・フォーカード・ストレートフラッシュの9つで、ノーペアから順番に強い役となりストレートフラッシュが一番強い役となります。
自分の手札の役が一番強いと思ったらチップを賭けることができますが、勝てそうになければ賭けずに降りることもできます。
テキサスホールデムポーカーのルール
テキサスホールデムポーカーをプレイする際はまず裏向きのカードが2枚ずつ各プレイヤーに配られます。
その2枚のカードを見て他のプレイヤーに勝てると思ったらチップを賭け、勝てないと思ったらチップは賭けず降りる選択をします。
全員の判断が終わったらディーラーの前に表向きの3枚のカードが置かれ、その3枚と自分で持っている2枚のカードを合わせ、賭けるか降りるかを再度選択します。
次にディーラーが表向きにカードを1枚配るので、場に出ている4枚のカードと自分で持っている2枚のカードを合わせて再度賭けるか降りるかを選択します。
最終的に降りずに残ったプレイヤー同士で役を申告しあい、一番強い役を作れていた人が勝利となり、賭けられたチップを全て回収することができます。
カジノウォー
カジノウォーとは、1990年代にアメリカカジノで誕生したばかりの比較的新しいカジノゲームで、ディーラーとプレイヤーにそれぞれ配られる1枚のカードの強さを争うシンプルなゲームです。
使用するカードはジョーカーを除く52枚で、2が一番弱いカードで順番に強くなっていきAが一番強いカードとなります。
1枚のカードで勝敗が決まるため、特別な技術などは必要ありません。
たとえば2を引き続けたから負けてしまうとも限らず、勝てないと思ったら降りる選択をすることも可能です。
基本的には勝てば配当が2倍ですが、同じ数字を持っていると予想し引き分けに賭けて当たった場合は配当が10倍となります。
特別な技術は必要なく、運任せのゲームであるため、チップの賭け方でコントロールをするしかありません。
カジノウォーのルール
カジノウォーをプレイする際は、空いているテーブルに座ればいつでもすぐに勝負開始することができ、好きなタイミングでやめることもできます。
まずは「ANTE」と書かれたエリアに賭けたい額のチップを置きます。
引き分けに賭けたい場合は隣の「TIE」のエリアに賭けたい額のチップを置きます。
また、「ANTE」と「TIE」の両方に賭けることも可能です。
チップを置き終わったら裏向きにカードが配られ、めくって強い数字のほうが勝利となります。
めくった結果引き分けで、「TIE」にチップが賭けられていない場合は、ベットした額の半分を払って降りるか、同額を追加で賭けて再勝負するかを選択します。
その後再度引き分けだった場合は終了となり払い戻しが行われ終了となります。
パイゴウポーカー
パイゴウポーカーとは、中国の「牌九」というドミノのようなゲームをトランプでプレイできるように応用したカジノゲームです。
様々な種類があるポーカーの中でも比較的低リスクでゆったりと楽しむことができます。
パイゴウポーカーはジョーカーを1枚加えた53枚のカードを使用します。
各プレイヤーとディーラーそれぞれに7枚のカードが配られ、その7枚のカードを2枚と5枚に分けそれぞれの強弱を争うというシンプルな方法です。
2枚のほうをセカンドハンドと呼び、5枚のほうをハイハンドと呼びます。
セカンドハンドとハイハンドの両方で相手のハンドを上回らければ勝利できません。
パイゴウポーカーのルール
パイゴウポーカーをプレイする際はまずは「ANTE」と書かれたエリアに賭けたい額のチップを置きます。
次にプレイヤーとディーラーそれぞれに7枚ずつカードが配られるため7枚を2枚と5枚のハイハンドとセカンドハンドに分けます。
ハイハンドとセカンドハンドの強さをディーラーと勝負し、両方とも強ければ勝ち、両方とも弱ければ負けとなり、どちらか一方だけが強かった場合は引き分けとなります。
役は既に紹介した「テキサスホールデムポーカー」と同じですが、ジョーカーが一枚含まれているため役の数は11種類となります。
ジョーカーが手にある場合は勝てる確率が大幅に上がります。
ドランゴンタイガー
ドランゴンタイガーとは、カンボジア発祥のゲームで、バカラと同じようなゲーム性なのでシンプルで初心者でも気軽にプレイしやすいカジノゲームです。
配られた1枚のカードの数字の大きさで勝敗が決まりますが、ディーラーとの勝負ではなく架空のプレイヤー2名のどちらが勝つかに賭けるゲームです。
バカラやブラックジャックなどではディーラーとプレイヤーという呼び方をしますが、このゲームでは架空の2名を「ドラゴン」と「タイガー」と呼びます。
ドラゴンタイガーではジョーカーを抜いた52枚でプレイしますが、一番弱い数字がA、一番強い数字がKとなります。
Aを一番強い数字とするゲームも多数あるため、間違えないよう注意が必要です。
ドランゴンタイガーのルール
ドランゴンタイガーの基本ルールは、2枚のカードのどちらが強いかに賭けるだけというシンプルなルールです。
まずディーラーがドラゴンとタイガーに1枚ずつカードを配ります。
どちらが強いかでチップを賭けますが、ドラゴン+引き分け、タイガー+引き分けという賭け方もできます。
ゲームの種類によっては7より数字が大きいか小さいか、偶数か奇数か、赤色か黒色かなどのサイドヘッドが可能です。
ゲームの種類によりサイドヘッドの有無は異なるので事前に確認をしてください。
賭けが当たったらそれぞれの配当率に応じて報酬を得ることができますが外れた場合は全て没収されてしまいます。
レッドドッグ
レッドドッグとは、1800年代からアメリカでプレイされている、トランプを使用した初心者でもできるシンプルなルールのカジノゲームです。
カジノゲームの中ではマイナーで、人気が高いとは決して言えませんが、ほとんどが運任せなので、初心者でも簡単にプレイすることができます。
ディーラーとプレイヤーの1対1の勝負で、配られた2枚のカードのあとに3枚目を引き、3枚目のカードが最初に配られた2枚のカードの間の数字であれば勝利となります。
オンラインカジノでは一般的なゲームですが海外の本場のカジノではマイナーなゲームとされており、日本のアミューズメントカジノ施設でもレッドドッグをプレイできる施設はあまりありません。
レッドドッグのルール
レッドドッグは、ジョーカーを除く52枚のトランプを使用します。
まずはテーブル上に表向きで2枚のカードが配られます。
この時、2~Kはそのままの数字で数えますが、Aだけ14と数えます。
表向きの2枚のカードが3と4など、連続する数字だった場合は3枚目のカードは配られず引き分けとなります。
同じく表向きのカードが2と2など、同じ数字だった場合は3枚目を引き、3枚目も同じ2であれば勝利、違う数字であれば負けとなります。
それ以外の2と9など間が空いている2枚であれば3枚目がその間に入っていれば勝利となりますが、間の数字がどれくらい離れているかによって配当が変わります。
もちろん、間が狭ければ狭いほど配当率は高くなります。
まとめ
この記事では「人気のカジノゲームの種類やルール、初心者でも簡単に遊べるゲームやオンラインカジノの攻略法」などを解説してきました。
日本国内では実際にカジノをプレイできる店舗はまだありませんが、アミューズメントカジノやオンラインカジノなど、カジノ好きの方は日本国内にもたくさんいます。
様々なカジノゲームがあり、それぞれルールが異なりそれぞれの面白さがあるため、いろいろと試してみることをおすすめします。
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