オンラインカジノは課税対象?!タイミングや計算方法について徹底解説

そもそもオンラインカジノとは

オンラインカジノとは

オンラインカジノとはネットを通じて自宅のPCやスマホ、タブレットなどで本場のカジノを体験できるオンラインのカジノゲームの事です。

ただし、日本国内からのオンラインカジノへの賭博行為は違法です。

世界には1500~2000のオンラインカジノが存在しプレイヤーの数も延べ3000万人に上ると言われています。

コロナ渦で外出自粛が求められる中、自宅でもできるギャンブルとして年々人気を増加させているのです。

皆さんが知っているようなブラックジャック、ポーカーなどをはじめ初心者にもうれしい二択のルーレットやシックボー等、自分の好みに合ったゲームを選んで楽しむことができます。

オンラインカジノで遊べるカジノゲームの種類

オンラインカジノサイトのほとんどは1000種類以上のゲームを遊ぶことができます。代表的なゲームには下記の種類があります。

  • ブラックジャック
  • バカラ
  • ルーレット
  • シックボー
  • スロット
  • クラップス
  • ポーカー
  • キノ

等々

メジャーなものからマイナーなものまでさまざまなゲームを扱っています。

特にスロットはパチンコにわざわざ行かなくとも還元率の高いオンラインカジノで楽しめるとしてかなり人気のゲームになってきています。

オンラインカジノが誇る圧倒的還元率

オンラインカジノなどのギャンブルで気になるのがそのギャンブルの還元率ではないでしょうか。

なんと、オンラインカジノは日本に存在するギャンブルの中では、宝くじやパチンコを越えて一位の95%越えなのです。

ランキングギャンブル種類還元率
1位オンラインカジノ約95-97%
2位パチンコ約85%
3位公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇)約75%
4位宝くじ約45-50%

このように還元率が高い理由としてはオンラインカジノ特有のボーナスが還元率を高くしているのです。

ただし、2023年5月現在、日本国内からのオンラインカジノへの賭博行為は違法となっていますので、気を付けてください。

オンラインカジノは課税対象?

結論から言うと年間で50万以上賭けるとオンラインカジノは課税対象となります。

もちろん獲得賞金によって確定申告の額は変わってくるのでしっかりと留意しておくようにしましょう。

基本的に日本ではギャンブルで得たお金には税金が発生します。ですが多くの人はパチンコや競艇で稼いだお金を申告していないことも多いはずです。
では一体なぜオンラインカジノは他ギャンブルと違って申告する必要性が高いのでしょうか。

理由としては足跡が付きやすいからです。オンラインカジノには入金や出金の際にどうしても仲介業者を挟んでやり取りをする必要があったり、採取的に日本の銀行に送金したりしますよね。
これが税務署にバレてしまう最大のポイントなのです。

これを足掛かりに税金を払っていないことが一発でわかってしまうのです。(他ギャンブルでもしっかりと税金は納めるようにしましょう。)

税金の計算方法について

オンラインカジノで得た収入は、「一時所得」として課税対象となります。

一時所得となるもの

  1. 懸賞やクイズの償金、商品など
  2. 法人から贈与された金品
  3. 競馬の馬券、競輪の車券の払戻金
  4. 生命保険の一時金など

オンラインカジノの場合は③の払戻金に該当します。
申告をするのは取得をした年の翌年の年末調整で税金を納める必要があります。

計算方法

  1. 1月~12月の勝利金の合計額」- 「支出した金額」-「特別控除額(最高50万円)」 = 「一時所得の金額」
  2. 一時所得の金額」 × 1/2= 「課税対象となる一時所得の金額(A)」

※一年の賭け額が50万以下の人には税金はかかりません。

計算例

ここで注意していただきたいのが、負けた分は支出に算入できないということです。

以下の表をご覧ください。

プレイ日利益/損失
○月○日50万円
○月○日100万円
○月○日−100万円
○月○日30万円

ではここで確認のために一つ問題です!

Q.この場合の課税対象はいくらになるでしょうか?

A.答えは180万円です。損失が100万円のため、80万円が課税対象と思われたかもしれません。しかし、損失分は収益から控除しないため180万円が課税対象になることに注意しましょう。

所得税の計算式

次に所得税の計算式を見ていきましょう。

所得税の計算式

所得税 = { (給与所得などの他の所得 + 一時所得の課税対象) } – (各種所得控除) × 税率

所得税率については、国税局の速算表をご覧ください。

引用URL:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm

オンラインカジノ収入における確定申告の方法は?

会社の給与については、会社側で年末調整してくれますが、オンラインカジノで得た収入は個人の収入に当たるため、自分で確定申告しなければなりません。

対象期間・確定申告をする時期

確定申告の対象期間は、その年の1月1日~12月31日となり、翌年の2月16日~3月15日までの間に確定申告をする必要があります。

オンラインカジノでの収入がある方は、当該期間中に忘れずに申告するようにしましょう!

確定申告に必要な書類

確定申告をする際、必要な書類は以下の3種類です。

  1. 源泉徴収票(会社に勤めている場合)
  2. 支払調書
  3. 経費領収書

「源泉徴収票」は、会社に勤めている場合、年末年始頃に会社側から受け取ることができます。「支払調書」は、オンラインカジノ側に問い合わせて受け取る書類です。自分でつけた帳簿でも有効な場合があるので、日々記録を付けておくことをおすすめします。「経費領収書」は、所得が300万円以下の場合必要ありません。しかし、超えてしまった時のために、領収書やレシートは残しておくようにしましょう。

自分で確定申告を行うということは、難しく感じるかもしれません。必要書類に関して分からないことがある方は、税務署に相談するなどして確実に準備するようにしましょう!

まとめ

オンラインカジノの収入に対する税金の仕組みを理解していただけたかと思います。

オンラインカジノでは、短時間で高収入を得ることが可能です。運良く大勝利を収め、思いがけない収入を得ることもあるかもしれません。

収入を得てから税金の対策をするのでは、手遅れになる場合があります。そのため、税金についての理解を深め、安心・安全で楽しくオンラインカジノをプレイしましょう!

ただし、日本国内からのオンラインカジノへの賭博行為は違法になるので気を付けてください。

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