投資やギャンブルにおいて絶対というものはありません。
今推移してる為替の動向が一か月後にどうなっているのか?
次に来るカードの数字はいくらか?
そんなもの誰にもわかりませんよね。そんな不確定当たり前の投資やギャンブルにおいて、唯一自分がコントロールできるものがあります。
それが『資金』です。自分の資金だけは自分自身が把握できるものであり、これを上手くコントロールすることによってあらゆる投資家やギャンブラーは利益を残します。
今回はそんな資金管理について、更には賭け方の自由度の高いルーレットに着目して書いていきたいと思います。
ルーレットにおける資金管理
ルーレットは投げられた球がどこに落ちるのかを予測するシンプルなゲームで、初心者から上級者まで幅広く愛されるカジノの定番です。
更に賭け方の自由度が高く、ミニマムベットで0.1ドル(約10円)ほどから遊ぶことができ、一撃で36倍配当を狙うこともできますし、勝率約50%の賭け方を選択することもできます。
他のバカラやブラックジャックなどのゲームと比べて、プレイヤーの賭け方の自由度が高いため、比較的資金管理の観点からみて難易度はやや高いのかなといった印象がありますね。
資金管理ができていないと陥ってしまう罠
ルーレットに限らず、カジノ全般に共通することなんですが、資金管理をしないままなんとなくベットは避けましょう。
単に楽しむだけならまだしも、稼ごうと思っているのであれば、一回でもやってはいけません。
理由を以下の二つにまとめました。
資金が溶けることへの抵抗がなくなる
カジノは短時間で稼ぐこともできますし、逆に短時間で失うこともできます。「そんなこと分かってるよ。」って思う人もいると思いますが、人って良いことも悪いことも慣れちゃうんですよ。
例えば一時間で5千円溶かしたとしましょう。これは割とある話でそんな珍しいことではありませんよね?
でも5千円って普通に稼ごうとすると、大体平均的なバイトの時給1000円で働いたとして、5時間働かないといけません。そんな労力を使って稼いだお金がたったの1時間で消えてしまうんです。
これってめちゃくちゃ怖くないですか?でもカジノで普段から遊んでる人は、そういった感覚が鈍っているんです。
なぜなら、慣れてしまっているから。
もう一度言いますが、人は良いことも悪いことも慣れます。普通に考えれば怖いことでもいつかは「こんなもんだな」って慣れてしまい、資金を溶かしてしまうのです。
そうならないためにルールを決めない、自分の主観でしかない資金管理は今すぐにやめましょう。
次に繋がらない
カジノは基本的に胴元が得をします。確かに一定数勝ち続けて利益を得る人がいるのは確かなのですが、そういった人達は必ず検証を行います。
あるゲームに対して、予め決められた手法、決められた賭け方を何度も検証し、数%でも勝率を上げることに頭を使います。一つ一つのゲームはある意味データですね。
アインシュタインの名言でこういったものがあります。
『同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。』
まさにカジノの資金管理でも当てはまります。本当に稼ぎたいと思っているのであれば、一つ一つの賭けに意味を持たせましょう。
ルーレットをプレイする上での必要資金
手法にもよりますが、賭け金の400倍ほどあればよいのかなと思います。
資金はあればあるほど主観的な感情が入らないので、『資金は潤沢に、賭け金は謙虚に』ということを意識してください。
よく使われるルーレットの賭け方
ルーレットでの賭け方は様々ありますが、先ずはこの2つは押さえておきましょう。基礎的な賭け方なので、初心者の方は特に活用してください。
マーチンゲール法
言わずと知れた伝統手法ですね。皆さんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
負けたら賭け金を倍にしていき、一回の勝ちで負けを帳消しにするというものです。理論上は負けることがなく、初心者の方でも使いやすいのでおススメです。
マーチンゲール法は配当2倍(勝率50%)に対して利用します。
初回のベット額を1$とすると以下のような手順になります。
- 1ゲーム目 「1$」ベットで負け
- 2ゲーム目 倍の「2$」ベットで負け
- 3ゲーム目 更に倍の「4$」ベットで負け…
以降連敗時は前回の倍額のベットを繰り返し、勝利時はその時点で終了
勝利時の利益は、『累積損失額 + 初回の賭け金分の配当』となります。
比較的シンプルかつ分かりやすいのですが、負けると損失額が倍々で積みあがってくるため、何回での負けで損切りするのか?損切りするまでベットした場合の賭け金は許容の範囲内か?など、予めルールを設定することが重要となっていきます。
ココモ法
ココモ法は3倍配当ゲームで力を発揮する必勝法です。1ゲーム目と2ゲーム目の賭け金を足した金額が次ゲームの賭け金となり、負けが続く限りはこれを繰り返します。
ココモ法は配当3倍(勝率30%)に対して利用します。
初回のベット額を1$とすると以下のような手順になります。
- 1ゲーム目 「1$」ベットで負け
- 2ゲーム目 「1$」ベットで負け
累積賭け金 2$ - 3ゲーム目 「2$」ベットで負け
累積賭け金 4$ - 4ゲーム目 「3$」ベットで負け
累積賭け金 7$
負けた場合は「前々回+前回の合計」をベットしていきます。勝利時はその時点で終了。
1勝すれば損失を取り戻し利益も出せるという点ではマーチンゲール法と類似しています。
しかしマーチンゲール法と比べて連敗時の賭け金の高騰が緩やかなため、精神的な負担が少ないです。
まとめ
ルーレットは賭け方のバラエティーが豊富であるため、資金管理にもより一層注意を払わなければいけないゲームとなっております。
どのゲームにおいても言えることなのですが、ゲームを始める前は、損切りのポイントや、資金の残りがいくらになったら辞めるかなどのルールを定めておくのが良いでしょう。
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